【エルサレム=笹子美奈子、ワシントン=池田慶太】イスラエルのヨアブ・ガラント国防相は10日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスに対する「総攻撃は近い」と述べた。イスラエル南部のガザ境界近くでは11日、地上作戦に向け、戦車や軍用車両、兵士が続々と集結した。ハマスは10日、イスラエル軍の空爆で幹部2人が死亡したと認めた。イスラエル軍は10日夜から11日未明にかけ、戦闘機数十機で200か所以上を空爆した。国連によると、26万人以上の避難民が発生している。イスラエル軍は11日、北部の駐屯地がレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによるミサイル攻撃を受けたと発表した。シリアからもロケット弾が発射された。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸では、戦闘開始から10日までにイスラエル治安部隊との衝突でパレスチナ人21人が死亡した。ハマスはパレスチナの同胞らに連帯を呼びかけており、イスラエル側は、多方面で応戦を強いられている。
米国のバイデン大統領は10日、ホワイトハウスで演説し、14人の米国人も殺害されたハマスの攻撃を「悪の所業」と非難した。「イスラエルは反撃する権利と義務がある」と語った。バイデン氏は防空システム「アイアン・ドーム」用迎撃ミサイル供与など対イスラエル軍事支援を強化する考えを示し、米議会に追加支援予算を求めると述べた。
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