・マネジメントは、2本目となるアセットベースのクレジットファンド向けで、目標の50億ドル(約7450億円)を上回る66億ドルを調達した。より厳格な自己資本規制を順守するため銀行が売却を目指すポートフォリオの取得が狙いだ。
アレスが30日公表した声明によると、「パスファインダー・ファンド2」は安定したキャッシュフローを提供するアセットポートフォリオに投資する。これには自動車ローン、クレジットカード債権、住宅ローンおよびその他ローンの債権パッケージが含まれる。 同ファンドの規模は前身ファンドを80%上回る。プライベートエクイティー(PE、未公開株)ファンドが金利上昇とディール低迷で資金調達に苦戦している中で、クレジットに対する投資家の需要を反映していると言えそうだ。 クレジット市場の中でも、アセット・ベース・レンディング(ABL)はとりわけ存在感を強めている。安定したキャッシュフローと、デフォルト(債務不履行)が急増した場合の保護の両方を提供し得る代替投資を大手企業が求めているためだ。
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