水洗トイレが普及する前の昭和33年を舞台に、ふん尿をめぐる人間模様を描いた異色作。発案者でもある古田は「基本、シモネタが大好き。性癖は舞台でだいぶやったので、もうひとつのシモネタのウンコだろうなと」とあっさり。「このようなスターを集めて汚いミュージカルをやる。見てないと何も言えないぜ、と言いたい。批判も喜んで受ける」。宝塚歌劇出身で娘役を多く演じてきた咲妃みゆ(30)は、どシモネタの世界観に「舞台人生で経験のないことを見聞きする光景が真新しく、感情が忙しい。避けて通ってきた道のど真ん中を突き進んでいる」とあたふた。「おシモな内容を表面的にとらえていたので」と上品に話を続け、古田ら一同を「おシモって」と大ウケさせた。
咲妃との共演シーンが多いNON STYLE石田明(41)は「せりふを確認する時など、まあまあのワードだったりするので、陰険なセクハラをしているみたいで気まずい」とひやひや。ともさかりえ(41)は「おシモなワードに囲まれているとかっこよく見えてくるというか、これはこれでキラキラしている」。先ごろまで「レ・ミゼラブル」に出演していた六角精児(59)は「だいぶ違うミュージカル」と笑い「人間が生きているという意味では変わらない」とざっくりまとめた。 緊急事態宣言下での公演となることに古田は「ミュージカルは楽しいもの。本当は見終わった後にお酒を飲んでしゃべったりするのが楽しいんだけど、今回はそうもいかないので、先に飲んできてください」と笑わせ「十分注意しているので、お気楽に足を運んで、マスクの中で笑ってほしい。楽しんでもらう努力はしてきた」と自信をみせた。
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