国内合宿でも積極的に声を出し、プレーでもチームを引っ張る熊谷。「チームとしていい準備ができている」と雰囲気の良さにうなずき、「ここから大会に入るので、チームとしてやらないといけないこともだけど、個々のコンディションについても大会を通して6試合戦える体を作っていかないと」と表情を引き締める。日本はアジア杯2連覇中。3連覇もかかるが、何より「W杯の出場権(5位以内)を取ることが一番の大きな目的」と力を込め、「その中で一つの大会として3連覇に向けてもやっていきたい」とまずは最大のミッションを達成することへ集中した。
アジア勢との対戦は19年のE―1選手権以来となる。1次リーグでは、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング18位の韓国と、同32位のミャンマーと同組。同13位の日本にとって格下の相手となるが、油断はできない。「本当に久しぶりのアジアの大会で、正直どこのチームも情報をもっていない。これからのスカウティングで情報を入れることになる」と本番のピッチで柔軟に対応していく力も求められることになるはずだ。 15日までの国内合宿では、男子大学生との合同練習も予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止となった。実戦の機会は失われたが、「仕方ないことだし、チーム内でも実戦形式の練習はできるので、そういった中でやっていくしかない。いい意味でぶつかり合いは練習からどんどんやっていかないといけない」と細部までこだわり、初戦(21日・ミャンマー戦)に向けてチーム力を高めていく。
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