新型コロナウイルス感染症で旅ができなくなってしまった台湾で、「どこにも行かないフライト」への乗客を募集したところ、希望者が殺到した。第1弾となった2日、一切テイクオフしない飛行機に60人が乗り込み、旅行気分を味わった。上でツアーの参加者を募集。3日間(7月2日、4日、7日)で予定されたイベントには、7000人の応募が殺到したという。抽選で各日にちに60人ずつ、計180人が「どこにもいかないフライト」に搭乗できることになった。セキュリティ・チェックや出国手続きなど本物さながら
初日となる2日、搭乗者は通常の海外旅行に行くときと同様に、セキュリティ・チェック、出国手続き、搭乗券のチェックなどを経て、台湾のフラッグ・キャリアである中華航空(チャイナ・エアライン)のエアバス機A330に乗り込んだ。 乗客が全員乗り込み終わった機体は残念ながら、テイクオフすることはなかった。とは言え、テレグラフによると、乗客は15分間、機内での時間を楽しんだという。またその間、フライトアテンダントからは、チャイナ・エアラインでは新型コロナウイルスに関してどのような感染防止策を取っているかなどの説明がなされた。CNNによると、台北松山空港は今年、開港70周年を迎える。昨年には、改装および拡張工事を実施した。ところが、新型コロナウイルスの流行を受けて、3月中旬以降はほとんどの国際線フライトが運航中止となっている。そのため今回のイベントは、新しい空港施設のお披露目という目的もあったようだ。
いつまでも 鎖国はできないから 台湾の動向が気になる
初日の出、富士山飛行みたいなもんだな
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