一方のナス牛はキュウリ馬同様、ナスに苧殻を刺して前脚、後ろ脚とし、お盆が終わって祖霊が浄土へ戻る際に乗られる、牛に見立てたものです。乗り物の行きが馬で、帰りが牛というのは、ご先祖の霊に、『早く来てください』『帰りはゆっくりとお戻りください』という願いを込めたからだと言われています。お盆にキュウリ馬とナス牛を供えるという風習は、いつ頃始まったのでしょうか。
「キュウリ馬とナス牛を供物とする風習は古くから行われていたようですが、起源ははっきりしません。ただ面白いことに、江戸時代にはキュウリ馬とナス牛で“儲けた”人物がいたことが伝えられています。豪商であり、海運・治水の功労者として知られる河村瑞賢(かわむら・ずいけん=1618~99〈元和4~元禄12〉年)です。 お盆の最終日の夕方には、祖霊を送り出す儀礼のひとつとして、盆棚の飾り物やキュウリ馬、ナス牛といったお供え物、灯籠(とうろう)などを小さな舟形に載せて川や海に流す、『盆送り』『送り盆』といわれる行事が、今でも地方によっては行われています。 貧家に生まれた瑞賢がまだ若くて無職の頃、お盆の後に品川の浜に打ち上げられている大量のキュウリやナスに出くわしました。瑞賢はこれらを拾い集めて塩漬にし、江戸の各所の工事現場で働く者を相手に売り歩いたというのです。
現代人なら、キュウリ馬とナス牛を流すのは環境問題になりそうで気が引けますので、 “ぬか漬にでもしようか”と考えるところです。瑞賢の豪商への道の第一歩が、お盆の供え物を再利用した漬物とは、バチ当たりなような、ほほ笑ましいような話ですね」(北野さん)「ぬか漬が作られ始めたのは、瑞賢の晩年以降にあたる元禄時代(1688~1704年)だといわれています。この頃には庶民も白米飯を食べるようになり、精白の際の米ぬかが大量に出るようになりました。これを用いて作られたのがぬか漬です。キュウリ馬とナス牛には先祖を深く敬い、大切に思う優しい気持ちが込められていました。
ゆータウンラッシュですよ 胡瓜 なすび 検証ハガキ 電波少年
僕の周辺では、13日から15日までです?
そして通り馬が現れ、ウェザーニュースの範疇から外れたのでした。
確か「馬」で早く来て「牛」でゆっくり帰る、と教わりましたが? お彼岸 お供え
どうもありがとうございます
我が家の菩提寺では、7月にお盆をします。 胡瓜の馬は、新盆を迎える家庭のみで、他の家庭では茄子の牛だけです。 地域や宗派等で、祭り方に違いがありますよ。
【仏壇に供えたキュウリ&なすは格別~】 ぬか漬けは手間と時間がかかるので塩漬けが良いと思います ポリ袋に塩と出汁を入れて、もんで~もんで~もんで~冷蔵庫に置くだけ~。 公共事業の塩漬けと違ってこっちの塩漬けは早く完成~!! キュウリ&なすが干からびないうちにお早くどうぞ~。
ナス牛って「冥土への土産をたんまり背負ってく為」とも。
ぬか漬け食べたい
最近のご先祖さまは電車とタクシー使って帰宅するのかなあ。 時代は変わっていますからね。
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