日銀、全国9地域の景気判断を同時引き下げ…リーマン以来

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 日銀が9日に発表した4月の地域経済報告(さくらリポート)で、リーマン・ショック後の2009年1月以来、約11年ぶりに全国9地域すべての景気判断を同時に引き下げた。

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 前回1月の調査では、全地域で「拡大」や「回復」の表現を使っていたが、今回は一斉に消えた。

 特に深刻なのは消費の状況だ。外食や小売りの売り上げが急減し、個別項目では「個人消費」の判断を全9地域で引き下げた。「生産」も近畿や中国など5地域で引き下げた。

 黒田東彦はるひこ総裁は9日の支店長会議で「輸出・生産やインバウンド(訪日客)需要、個人消費の落ち込みなどを通じて深刻な影響を及ぼしている」と述べ、強い危機感を示した。

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1156897 0 経済 2020/04/09 15:32:00 2020/04/09 20:56:19 2020/04/09 20:56:19

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