主演を射止め、「もちろん、『やったー』『よっしゃー』という気持ちにはなったけど、あまり現実味がなかった」と打ち明ける。喜びよりも「しっかりやろう、どうやっていけばいいか」という責任感が先に立ったというのだ。だが、そんな状況も「まさか1人だけとは、という衝撃はあった。でもやるからには主演で、と思っていたし、座長として周りのケアなどを気にするよりは、一人で必死にやりたかったので結果的に良かった」と意に介していない。
今回、同じ事務所の大先輩である榊原郁恵が、祖母の五色田ヤツデ役で出演。「撮影が別のときもありますが、頻繁に連絡をくれて。いろんなスタッフや出演者に話しかけていて、どれだけ疲れていてもずっと笑顔。僕も孫とおばあちゃんの関係でいられます」と笑顔を見せる。第1話の放送は、撮影現場で榊原と2人で見たといい、「自分の名前を見たときに(主演の)実感がわいた」と明かす。アクションについては「一から教わった」という。「瞬発力や敵と対峙(たいじ)するときなどのポイントにも気を使いながら、単にアクションができるだけでなく、次の動きにつながるよう撮影で自然にできないと」と話す。アフレコも「ダメなところが多すぎて、ふがいない」と苦笑するが、それも含めて、「飽きない毎日。成長し続けられる」と捉えている。
「1年間かけて介人を演じるにあたり、素直さやいろんなものを受け入れる広さを身につけながら、現代の多様性なども表現できるようなヒーローになりたい」ときっぱり。劇中の介人はあらゆることに「世界初」を目指す男だが、「この作品を通して、僕も世界初のことを成し遂げられたら」と夢は“全開”だ。(兼松康)平成12年生まれ。茨城県出身。今回がテレビドラマ初主演。これまで「#ジューダイ」(NHKEテレ)、ドラマ「女ともだち」(BSテレ東)、リモートドラマ「ただいまオンライン喧嘩中」、映画「LAPSE~失敗人間ヒトシジュニア~」(平成31年)、「NO CALL NO LIFE」(令和3年)などに出演している。
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ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »