昨夏の甲子園では4強を近畿勢が独占(智弁和歌山、智弁学園、近江、京都国際)し、今春センバツ決勝も大阪桐蔭VS近江だった。今回の近畿大会でも準決勝は、報徳学園VS智弁和歌山、大阪桐蔭VS近江の“超好カード”。ハイレベルな戦いを一目見ようと、試合会場の和歌山市紀三井寺球場には収容人数いっぱいの約2600人が集まっていた。
投では、決勝の智弁和歌山が大阪桐蔭の強力打線を左→右→左→右の“ジグザグ継投”で抑え込んだ。先発の軟投派左腕・吉川泰地(2年)が3回2失点。そこから190センチ右腕・西野宙、左の本格派・橘本直汰(ともに3年)が1イニングずつを無失点に抑え、6回からは最速148キロ右腕・武元一輝(3年)が4回を単打3本に封じた。小刻みに目先を変えられては、今春センバツで大会新記録の1大会11本塁打を記録した大阪桐蔭の強力打線を持ってしても対応が難しくなる。西谷浩一監督は「(継投に)対応ができなかった」と苦戦を認めた。 打では、先制パンチがカギになるとみる。準決勝の近江は初回に連打と失策から無死満塁の好機を作って2得点。決勝の智弁和歌山も山口滉起左翼手(3年)の先頭打者本塁打で先制し、さらにこの回2死満塁から遊撃失策で2点を加えた。大阪桐蔭は3年生右腕・川原嗣貴(準決勝)、2年生左腕・前田悠伍(決勝)の両先発がさすがの修正力で2回以降を無失点に抑えたが、初回は2試合ともに失策が出るなど、守備にほころびが生じていた。両校は、その“弱点”を突くことができていたといえる。
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