【記者の目】地に落ちた日本バレーボール協会の信頼…診断書偽造問題で会長の嶋岡健治氏が解職

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【記者の目】地に落ちた日本バレーボール協会の信頼…診断書偽造問題で会長の嶋岡健治氏が解職 スポーツ sports ニュース

ァンを魅了、会長としてのかじ取りに期待が高まった。結果的には偽造隠蔽で辞めることになったが、就任した17年から、これといった実績を上げることもなく、退場することになった。理事会後のオンライン会見も姿を見せなかった。

嶋岡氏は、日本協会会長就任時は、日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)会長を兼務していた。日本代表に選手を送り出すリーグを統括するわけだから、リーグの活性化は欠かせなかった。「世界一のリーグにしたい」と意気込んでいたものの、昨年4月に突然、同会長を退任。会見で「日本協会会長として東京五輪に注力したい」と話したが、Vリーグ関係者からは「無責任」「投げ出しだ」と批判の声が上がった。チーム関係者には「プロ化するから」と声をかけていたが、反対するチームを説得することはできなかった。 「全チームの意向を聞いていたら、プロ化なんて無理に決まっています。嶋岡さんには、どうしてもやるんだ、という迫力が欠けていた。(スポーツ専門配信チャンネルの)DAZNの放送もなくなり、収入も大幅減となった。この先が心配です」とプロ化に賛成していたVリーグ関係者も、失望した様子だった。

 

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