香港で16日に起きた約200万人(主催者発表)デモを目の当たりにして、信じられない思いがした。香港市民が100万人規模で中国にNOを突きつけたのは実に4回目だ。そんな地域は世界のどこにもない。
香港で最初に100万人規模のデモが起きたのは、英領時代の1989年5月21日。中国・北京の天安門広場を舞台にした中国の民主化運動への支持を訴えるデモだった。同28日にも150万人規模の同様のデモが起きている。そして今回、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例の改正問題をめぐり、今月9日に103万人(主催者発表)が、16日には約200万人が香港政府とその背後の中国当局に異議を唱えたのである。もともと香港は移民たちによって形成された街だ。アヘン戦争後の1842年に英国の植民地となって以降、香港は「借りものの場所、借りものの時間」としばしば形容されてきた。高度な自治が保障された香港の「一国二制度」は返還から50年間、つまり2047年までしか適用されない。それ以降は共産中国に完全に飲み込まれる。当時の市民にとって、香港は返還後も「借りものの場所、借りものの時間」という認識だったのではないか。
香港は中国だろ。 それとも何か、香港は韓国か?香港は北朝鮮か?それとも英国か? 違うだろ。 香港の中国化”を懸念したのだ
デモでは、一時的な歯止めにしかならない。 中国共産党は何年でも待つし その間に、首謀者をひそかに逮捕し また香港の要所に工作員を送り続ける。 香港が本当に「勝つ」ためには デモ以外の方法を模索する必要がある。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。