全壊した自宅のがれきをより分けながら、アガ・ジャンさんは目に涙を浮かべる。揺れが起きた時、アガ・ジャンさんは家族が眠っている部屋へと急いだ。パクティカ州バルマル地区にあるアガ・ジャンさんの村の周りは、特に被害が大きかった地区だ。地震による死者は約1000人、負傷者は3000人以上とされている。ここから一番近くの大きい都市まで、車で3時間かかる。途中の道路のほとんどは舗装されていない。都市部から遠方にあるだけに、負傷者の搬送は困難だ。タリバンの軍用ヘリで病院まで運ばれた人たちもいる。出稼ぎ労働のため国境の向こうにあるパキスタン・カラチにいたハビブ・グルさんは、震災被害について知らされ、急いでバルマルの村に戻った。着いてみると、親類20人が犠牲になっていた。そのうち18人は、一つ屋根の下に住んでいた。取材する私たちに出くわす村の人は誰もが、自宅がいかに破壊されたかを見せようとする。どれほど甚大な災害だったか世界に見てもらいたいというのもあるし、もっと現実的な理由として、そうすれば支援物資の配給リストに自分の名前を加えてもらえるかもしれないと期待しているからでもある。「世界が私たちを兄弟とし
アガ・ジャンさんと、助かった息子の1人は、何もない地面にくいをたてて、大きいビニールシートを広げている。ほかの家族は、テントを張ってその中にいる。すぐそばには、建てるのにあれだけ苦労した家が、がれきとなっている。テントにいるのは、ハリド・ジャンさんと5人の幼い孫たちだ。子供たちの父親はハリド・ジャンさんの息子で、ハリド・ジャンさんのほかの子供2人と共に、地震で命を落とした。残された孫たちの面倒は、ハリド・ジャンさんの責任になった。アフガニスタン当局とさまざまな国際支援団体が、被害状況を精査し、救援物資を送りこんでいる。しかし、これは状況の変化が続く大災害だ。しかもアフガニスタンの人道状況はただでさえ深刻だった。
タリバンねぇ
世界はどうアフガニスタンを支援していくんだ⁉️
ウクライナとアフガニスタンの差がはっきりと出てしまった。
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