すでに大きく報道されているように2日未明から、KDDIで全国レベルでの通信障害が発生。au、UQ mobile、povoとKDDIが提供しているサービスのみならず、KDDIのモバイルネットワークを用いているIIJmioやmineoなどのMVNOの格安SIM、さらにパートナー回線としてローミング接続している楽天モバイルにも影響を与えた。3大キャリアの全国規模での障害となると、それほど頻発しているわけではないが、2018年12月のソフトバンク、2021年10月のドコモに続くものであり、今後も発生する可能性は考慮する必要があるかもしれない。となると、1つの対策として、異なるネットワークを用いる2枚以上のSIMを持つことが注目を集めそうだ。
特にMVNOの格安SIMであれば、比較的安価に契約が可能。povo2.0は基本料0円(契約の維持には半年に1度は数百円の課金が必要)なのでサブ回線、受話専用と考えるとなかなか魅力的(今回の障害で使えなくなったわけだが)。mineoやNUROモバイルは3社のネットワークからサービスを選べるし、日本通信SIMやHISモバイルは月290円からと安価だ。端末は単体で販売されているSIMフリー機なら、デュアルSIMに対応した製品が大半だが、iPhoneについてもXS/XR以降(第2世代SEを含む)ではnanoSIM+eSIMの組み合わせでデュアルSIMが利用可能。eSIMで契約できるサービスは選択肢が減ってしまうが(povo2.
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