一方で吉田のいらだちも分かる。日本は敗戦後の占領下にあった。世界では自由主義と共産主義の対立が激化していた。自由諸国といわゆる単独講和を結ぶか、共産陣営を含んだ全面講和かが議論されていた。政治学の丸山真男ら、進歩的知識人と呼ばれる人が名を連ねている。声明は「憲法の平和的精神」を守る限り、「進んで二つの世界（自由・共産両陣営）の調和を図る」べしとした。談話会は「世界」の同年１２月号にも「三たび平和について」という論文を載せた。憲法の精神を肯定し、「自国または他国による武装に安全保障を託するような考え方こそ、却（かえ）って安易な楽観論である」とした。これは戦後日本に長く流布した、非武装による平和という現実離れした理念である。現実論と、空論とはいわぬまでも一種の理念論の対立を、吉田－南原のやりとりに見ることができる。共産主義国のその後を思えば吉田の選択が正しかった。
一方で吉田のいらだちも分かる。日本は敗戦後の占領下にあった。世界では自由主義と共産主義の対立が激化していた。自由諸国といわゆる単独講和を結ぶか、共産陣営を含んだ全面講和かが議論されていた。政治学の丸山真男ら、進歩的知識人と呼ばれる人が名を連ねている。声明は「憲法の平和的精神」を守る限り、「進んで二つの世界（自由・共産両陣営）の調和を図る」べしとした。談話会は「世界」の同年１２月号にも「三たび平和について」という論文を載せた。憲法の精神を肯定し、「自国または他国による武装に安全保障を託するような考え方こそ、却（かえ）って安易な楽観論である」とした。これは戦後日本に長く流布した、非武装による平和という現実離れした理念である。現実論と、空論とはいわぬまでも一種の理念論の対立を、吉田－南原のやりとりに見ることができる。共産主義国のその後を思えば吉田の選択が正しかった。
学術会議の経緯をまとめた良記事です。偏向した人文科学系学者に引きずられ「軍事研究禁止」などと政治に介入するまでに至った学術会議の根本的な見直しが急務です。
これをよんで納得です。
スパイ組織、学術会議の問題が、戦争憲法である日本国憲法の改正に発展していけば、国民にとってこの上ない利益となる。共産主義、左翼の恐ろしさを国民は改めて突き付けられている😨 自由・人権・平和を奪う左翼を、一日も早く撲滅しよう！ ＞これは戦後日本に長く流布した、非武装による平和とい
日本学術会議の唯我独尊と治外法権は、もはや許されるものではない。 学問の自由を隠れ蓑にした「容共団体」を叩き潰せ。
あの国の手下として、血税を使って活動してたんやね。
学術会議は歴史的使命を終えた。国民の意識から大きく乖離してしまっている。
時代に合わせて変えていく事が必要だと思います。
こんなもん全部解体して自衛官の福利厚生に予算を回せ
戦前の日本の他国への攻撃から学ぶ事と、戦後の他国の攻撃から日本を守る事は区別しないとダメだな。
こんな会議税金の無駄！
こんな重要問題で訊けない、学生に笑われている今の学界って、何？
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