【復刻】レスリング金5個生んだ「八田イズム」の真実 - レスリング - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ

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オリンピックも後半戦。レスリングの出番です。お家芸を生んだ「八田イズム」とは。ためになる復刻記事です。今夜決勝の文田選手がんばれ! Tokyo2020 レスリング 金メダル 【復刻】レスリング金5個生んだ「八田イズム」の真実

日本のお家芸レスリングの礎は、日本協会の第3代会長を務めた故八田一朗氏(享年76)が作り上げたと言っても過言ではない。64年東京五輪では、金メダル5個を獲得。大躍進の裏には「八田イズム」と呼ばれた指導があった。今では「スパルタ」「根性論」の言葉が独り歩きし、その教えは歪曲(わいきょく)して捉えられている部分もある。東京五輪フライ級金メダルの吉田義勝氏(76)、代表争いをした今泉雄策氏(79)が真の教えについて語った。【取材・構成=荻島弘一、松末守司】上下スーツを着て、右の手をポケットに入れながら選手をじっと見つめている。東京五輪フライ級で金メダルを手にした吉田の脳裏に浮かぶ八田の姿だ。常に身だしなみを整え、紳士的に振る舞う。まとうオーラは他を圧倒するが、誰に対しても隔たりなく接する。無口だが、気さく。若手でもベテランでも変わりない、常に選手とともにあるのが八田だった。

八田の教えは実に奇抜だった。ライオンとにらめっこをさせることから始まり、夜中に起こされたり、負けると下の毛をそられたりもした。夢でも金メダルを取れと言われ、食事マナーもたたき込まれた。60年ローマ五輪で大敗した日本のレスリング界を、自国開催だった64年東京五輪で金メダル5個を取るまでに変貌させたのが、この「八田イズム」。スパルタ練習で一見するとパワハラの温床とも捉えられかねない。実際、レスリングがパワハラ問題で揺れた時に指摘する識者もいたが、それにはすべて合理的な理由がある。吉田は「寒中水泳でもまず自分から飛び込んでから『さあ来い』と言う。夜中だってコーチに任せず自分が選手を起こす。食事マナーは海外に行っても気後れしないため。すべて人間力を上げるための教え」と言う。

 

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