またしてもチームに試練が訪れた。6日の試合で腰痛のため途中交代していた坂本が試合前練習のグラウンドに姿を現さず、その後、出場選手登録抹消となった。開幕直前の左内腹斜筋筋損傷、5月の右膝内側側副じん帯損傷に続き、今季3度目の戦線離脱。このヤクルト戦は初戦、2戦目と連勝で8カードぶりに勝ち越し、上昇ムードが生まれつつあった中、まさかの緊急事態に見舞われた。
原監督は「中途半端にベンチにいると我々も使ってしまうので、ここはペナントレースの中で、10日間という時間を与えたほうがいいんじゃないかと」と説明した。最短で17日から登録はできるが、患部の状態を慎重に見極めながらリハビリに入るとみられ、完治に要する時間は不透明。この日は坂本の代役として5番に中島が入り、遊撃のポジションには増田大を起用。ファームからは20歳の中山を昇格させた。 だが、坂本不在が影響する以前の試合展開となった。初回、先発のシューメーカーが山田、村上、青木に3連打を食らうなど、いきなり打者9人の猛攻を受けて5失点。生命線の制球が定まらず、修正する間もなくめった打ちにあった。2回以降も安定感を欠き、来日後最短の2回1/3でKO。プレーボールからわずか18分で大勢は決した。
大事な場面でのもろさも痛恨だった。3回途中から救援した戸根の力投で試合を立て直し、5回には代打・増田陸の2ランで3点差に迫ったが、直後の6回から登板した桜井が応えられない。押し出しを含む3四球で2失点。7回も死球とフェンス直撃の二塁打2本で2点を追加され、試合後にファーム行きが決まった。 坂本が前回離脱した後、チームは失速して首位を明け渡し、その流れのままヤクルトに突き放されて今に至る。今回は2勝1敗で勝ち越したとはいえ、「今日は大事なゲームではあると思ったけれど。やっぱり、まだまだ力の差があるというところじゃないでしょうかね。改めることがまだある」と原監督。再び同じようなパターンに陥れば、2022年のペナントレースは早くも決着しかねない。(尾形 圭亮)
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