【山田祥平のRe:config.sys】 本当に必要なのかを悩み続けるグラボ狂想曲

【山田祥平のRe:config.sys】本当に必要なのかを悩み続けるグラボ狂想曲

半導体/周辺機器, Gpu

2022/01/29 0:32:00

【山田祥平のRe:config.sys】本当に必要なのかを悩み続けるグラボ狂想曲

Windows 11をちゃんと使うために、仕事で使うメインのデスクトップPCを6年ぶりに刷新しようともくろんでいる。インテルから第12世代のCoreプロセッサも出て、チップセットも新しくなったのでタイミングとしては悪くないはずだ。だが、そこに立ちはだかる高い壁……。

PC環境は、ほんの少しの投資で驚くような効果が得られるものと、大きな投資の割には実感として効果があまり感じられないものがある。そしてそれは、PCを何に使うのかという用途にも依存する。ビジネス用途にGPUがいらないわけではない。特にTeamsやZoomといったオンライン会議アプリはグラフィックスリソースが豊富な方が使いやすい。また、ブラウザのレンダリングの快適さもGPUの性能に依存する。単純に、インターネットを徘徊するだけでもGPUがその快適さを支援するのだ。PDFを参照するにしても、高解像度の写真や動画を編集するにしてもGPUの優劣が使い心地に与える影響は大きい。だがその効果がわかりにくい。一般的な作業では、比べるのが難しいのだ。

プロセッサ内蔵グラフィックス時と、数十万円相当のビデオカード装着時で、どのくらい普段の作業の使い心地に違いがあるのかを経験したことはないのだが、普通に考えて、もう1台PCが買えそうな金額の投資に見合うだけの見返りがあるとは思えない。もちろんクルマとちがって、PCには制限速度がない。だから処理性能が高いに超したことはない。問題はそこにかけるコストのバランスだ。そういう意味ではプロセッサ内蔵グラフィックスはありがたいソリューションだ。インテルがここにもうちょっと本気を出してくれれば、戦わないユーザーにとっては嬉しいのだが、モバイル用プロセッサの統合グラフィックスにはそこそこ力を入れていても、デスクトップ用プロセッサはそうでもないように感じる。

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<「彼オオカミ」両想いペアインタビュー>新井舞良&高橋聖那、2人が最も疑われた理由 「救ってくれた」支え合った関係性語る - モデルプレス

5月8日に完結したABEMAによるオリジナル恋愛番組「彼とオオカミちゃんには騙されない」(日曜よる10時~)にて、告白が成功した両想いペアのモデルプレスインタビュー。女優でモデルの新井舞良(あらい・まいら)と俳優の高橋聖那(たかはし・せいな)の“マイせな”ペアへのインタビューをお届けする(以下マイラ、せいな)。最終的にもっとも“彼”と“オオカミちゃん”に疑われた2人の意味深な行動の理由がすべて明らかに。「本当に恋できるなんて思わなかった」という2人が時間をかけて育んでいったお互いへの想い、そして「伝えたい!」と語気を強めて話してくれた、知られていないそれぞれの意外な一面とは? 続きを読む >>

プロセッサ内蔵グラフィックスで済ませるか、6万円まで予算を拡げて上位のRTX 2060搭載ビデオカードを探すか、あるいは、5年前のRadeon RX 480を継続して使い続けるか。これを考えていると本当に夜も眠れないくらいだ。 PC環境は、ほんの少しの投資で驚くような効果が得られるものと、大きな投資の割には実感として効果があまり感じられないものがある。そしてそれは、PCを何に使うのかという用途にも依存する。 ビジネス用途にGPUがいらないわけではない。特にTeamsやZoomといったオンライン会議アプリはグラフィックスリソースが豊富な方が使いやすい。また、ブラウザのレンダリングの快適さもGPUの性能に依存する。単純に、インターネットを徘徊するだけでもGPUがその快適さを支援するのだ。PDFを参照するにしても、高解像度の写真や動画を編集するにしてもGPUの優劣が使い心地に与える影響は大きい。だがその効果がわかりにくい。一般的な作業では、比べるのが難しいのだ。 プロセッサ内蔵グラフィックス時と、数十万円相当のビデオカード装着時で、どのくらい普段の作業の使い心地に違いがあるのかを経験したことはないのだが、普通に考えて、もう1台PCが買えそうな金額の投資に見合うだけの見返りがあるとは思えない。もちろんクルマとちがって、PCには制限速度がない。だから処理性能が高いに超したことはない。問題はそこにかけるコストのバランスだ。 そういう意味ではプロセッサ内蔵グラフィックスはありがたいソリューションだ。インテルがここにもうちょっと本気を出してくれれば、戦わないユーザーにとっては嬉しいのだが、モバイル用プロセッサの統合グラフィックスにはそこそこ力を入れていても、デスクトップ用プロセッサはそうでもないように感じる。 果たしてビデオカードのコストがシステム全体のコストの半分近くを占めることに価値を見出せるのかどうか。フレームレートの高低が勝負につながるゲーミングシーンで戦わないユーザーにとっては難しいところだ。 仮にGPUがプロセッサ同等に大事なものだと考えたとしても、プロセッサと同額程度が限度に感じる。たとえばいま、第12世代のインテルCoreプロセッサは、ハイエンドのCore i9-12900Kが7万円代だ。ビデオカードもそのあたりでハイエンドのものが購入できれば納得できるようにも思う。健全なイメージとしては、マザーボード、ビデオカード、プロセッサがそれぞれ同額で全体コストの50%となるくらいなら納得できそうなのだが。 いつかはリーズナブルにハイエンドビデオカード 5万円出せば買えるPCと30万円を超えるようなPC、どちらも同じようなことができる。誰かと戦わないならなおさらだが、ビジネスの現場も戦場だといえばそれもそうだ。ゲーミングでもマイニングでもオフィスワークでも道具の処理能力は勝負に直結する。 その勝負に対して適切だと思われる処理能力をどう調達するのか。そして、その調達に必要なコストはどのくらいが妥当なのか。制限速度のない世界の価値感は判断が難しい。 それでも、高騰化するビデオカードの今の相場は需要が相場を決めるのはわかっていてもちょっとイビツすぎる。半導体の製造現場のトラブルもあるが、今のうちに、うまい落とし所を見つけておかないと、ベンダーは、大きなビジネスチャンスを逃してしまうことにもなりかねない。せっかくニッチがマスになりつつあるのだから、それをさらに増殖させる何かが必要だ。そうでなければ、GPUの価値を高めてきたベンダーの努力がむくわれない。彼らだって、このまま異様な高値が続くことを望んではいないだろう。 だからこそPCに高付加価値をもたらすGPUの力を、もっとわかりやすく、そして具体的に伝える努力が必要だ。