【小林繁伝】「大量得点こそピシッとしなきゃ」 星野に通じる思考 虎番疾風録其の四(333)

  • 📰 Sankei_news
  • ⏱ Reading Time:
  • 7 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Qulity Score:
  • News: 6%
  • Publisher: 53%

昭和55年の前半戦、小林は苦しいながらも10勝を挙げる。長い髪を振り乱し、歯を食いしばって投げる姿に虎番1年生の筆者は感動しっぱなしだった。

日本 ニュース, 日本 見出し

(本)真弓⑮(星野)⑯(中田)掛布⑦(星野)川又①(小林)谷沢⑪(小林)岡田⑧(土屋)ラインバック⑩(金井)ボウクレア②(金井)「ああいう試合は往々にして〝打って勝った〟で済まされるケースが多い。でも、それは打線からだけの見方なんだよ。投手はいくら点を取ってもらっても最少失点に抑えなくてはいけない」「それじゃ、何にもならない。みんなが気持ちよく打っているのに〝水を差す〟ことになるからね。ああいう試合だからこそ、投手はピシッとしなきゃいけない。ボクが7点も8点も取られてたら格好がつかないだろ」実は後年、同じようなことを言った人がいた。阪神の監督時代の星野仙一である。星野監督は大量リードを奪った試合になると、いつもより余計にベンチで怒った。田淵打撃コーチを怒鳴りつけ、凡プレーに怒り、ベンチのバケツを蹴り上げたという。筆者は田淵にわけを尋ねた。

「オレも楽な試合なのに、笑ってりゃいいじゃないか―と思って、仙ちゃんにわけを聞いたんだ。そしたら、こんな試合だからこそ気を引き締めなきゃ、選手がケガをする。気が抜けたときにケガは出るもの。だから、オレはいつもの試合より怒ってるんだって」

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

小林繁伝 「大量得点こそピシッとしなきゃ」 星野に通じる思考 虎番疾風録其の四(333)昭和55年の前半戦、小林は苦しいながらも10勝を挙げる。長い髪を振り乱し、歯を食いしばって投げる姿に虎番1年生の筆者は感動しっぱなしだった。8勝目を挙げた6月2...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »

小林繁伝 「大量得点こそピシッとしなきゃ」 星野に通じる思考 虎番疾風録其の四(333)昭和55年の前半戦、小林は苦しいながらも10勝を挙げる。長い髪を振り乱し、歯を食いしばって投げる姿に虎番1年生の筆者は感動しっぱなしだった。8勝目を挙げた6月2...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »

【小林繁伝】突然の訃報に中西監督沈痛「父を失ったような悲しみ」 虎番疾風録其の四(332)昭和55年6月12日、日本中が驚きと悲しみに暮れた。突然、時の首相・大平正芳が亡くなったのである。
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »

【小林繁伝】主砲掛布に相次ぐアクシデント 凋落のきっかけに 虎番疾風録其の四(331)3試合連続サヨナラ勝利で浮かれているころが、激動の昭和55年シーズンの猛虎の〝絶頂期〟だったのかもしれない。
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »

【小林繁伝】神懸かりだったサヨナラ演出「借りはちゃんと返す」 虎番疾風録其の四(330)それはまさに〝神懸かり〟といえた。
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »

【小林繁伝】「自分の運に懸けた」 ピンチで踏ん張り雪辱の完投 虎番疾風録其の四(329)小林の「雪辱」の舞台はすぐにやってきた。6日後の5月23日、甲子園球場での巨人8回戦のマウンドに小林は立った。
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »