【主権回復】第1部 2030への処方箋(6) 雪なき五輪と国威発揚 環境より「中華民族の偉大な復興」

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【主権回復】第1部 2030への処方箋(6) 雪なき五輪と国威発揚 環境より「中華民族の偉大な復興」 大量の水を必要とする人工降雪の導入には環境面での影響を懸念する声もあるが、中国当局は「住民の生活用水に影響を与えない」(中国紙・北京晩報)と押し切った。

北京市中心部から車で1時間ほど行くと、60メートルという巨大なすべり台のような構造物が見えてきた。2月4日に開幕する北京冬季五輪でのスノーボードの花形競技、ビッグエアの会場だ。開幕約2カ月前の昨年12月上旬、現場では作業員が観客を迎え入れる準備を進めていたが、会場付近には冬季五輪を彩る雪は全くない。気温が下がるのを待って12月中旬から造雪作業が行われた。

2008年に夏季五輪を行った北京は、夏と冬の両方の五輪を開く初めての都市となる。だが、北京は中国中部の長江流域の水を全長1400キロ余りの用水路で運んでくるほどに水不足に悩まされてきた地域だ。山間部でスキー競技が行われる北京郊外の延慶、河北省張家口の冬は少雨のため降雪量も少ない。 大量の水を必要とする人工降雪の導入には環境面での影響を懸念する声もあるが、中国当局は五輪期間中に必要な水の量は市全体の使用の数%にすぎず、「人工造雪は住民の生活用水に影響を与えない」(中国紙・北京晩報)と押し切った。 「スポーツが強ければ中国も強くなり、国運が盛んになればスポーツも盛んになる」「北京冬季五輪は、『中華民族の偉大な復興という中国の夢』を実現するための強大な力を提供できる」。中国共産党機関紙、人民日報系の雑誌「人民論壇」は昨年10月、インターネット上にそんな「檄文(げきぶん)」を発表した。

 

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