点すら奪えなかった。10大会連続10度目の出場で初めて直面する8強入りを逃す危機。現実を受け入れられないのか、涙する選手もいた。その光景を見ながら、今年の箱根駅伝を制し、学生駅伝最多27冠を果たした駒大・大八木弘明総監督の「速い選手ではなく強い選手を作りたい」という言葉が頭に浮かんだ。
オーストラリアの「強さ」に疑念を持ったのは6―10の前半26分過ぎ。相手の反則でタッチキックを選択しトライを狙いにいった。それまで2回続けてコラプシング(スクラムを故意に崩す反則)を誘って、FWに自信があったのだろう。ところが敵陣ゴール前5メートルのラインアウトで、スローイングが長すぎるミスになった。 27年自国開催W杯優勝を命題に就任したジョーンズ監督は「強い」チームを作っている途中なのだろう。求める理想像に合う選手を集めた結果、若い編成になり今大会で「強さ」を求めるのが難しいことも理解している。だから「全て自分の責任」と背負って謝罪し「確かに今日は大変だったが、その経験を積まない限り選手として成熟できない。最も苦痛を伴うが若い選手には最高の学びの時期」とも話した。
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