【ザ・インタビュー】刹那の夢、リズミカルに 講談師・神田蘭さん 「女と男の恋する日本史講談」

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【ザ・インタビュー】刹那の夢、リズミカルに 講談師・神田蘭さん 「女と男の恋する日本史講談」 ひとたび著者の軽快な講談調の〝語り口〟を通せば、情熱的で魅力的な人生が浮かび上がってくる。

世にあふれる歴史関連本の中でも、読みやすさはトップクラスだろう。日本史を彩ってきた女性たちの劇的な生涯を紹介する「歴史創作講談」だ。純愛から道ならぬ愛まで、彼女たちの愛の形はそれぞれ異なる。だが、ひとたび著者の軽快な講談調の〝語り口〟を通せば、情熱的で魅力的な人生が浮かび上がってくる。この言葉通り、男女の艶話やギャグなども交えており、堅苦しさとは無縁。知られざる逸話の数々に快い歯応えを覚えつつ、スラスラと読み進めてしまう。

紹介するのは、2人の天皇に愛されたといわれる飛鳥時代の歌人、額田王ら13人。伊達政宗の正妻であり外交面から伊達家の発展に寄与した愛姫など、知る人ぞ知る人物も紹介する。日本映画の黎明期に活躍し、すさまじい役者魂を見せた女優の田中絹代ら近現代の人物にも光を当てる。彼女たちに共通するのは、女性が生きやすかったとはいえない時代に、自分の人生を生き抜いた点だ。 「人を愛し、人生を諦めずにしぶとく生きた人に心ひかれます。特に好きな言葉は、シャネルの<空を羽ばたく翼が無ければ、自分で翼を生やし羽ばたけばいい>。この本で書いたのは、自分で翼を生み出した人たちなんです」現在は講談師として活躍する著者だが、最初から古典芸能に興味があったわけではなかったという。転機は、女優やナレーターなどとして活動していた平成12年ごろ。たまたま行った寄席に心を強く動かされたと振り返る。16年、講談師の神田紅さんに入門。講談の道を歩み始めた。30年には真打に昇進。長年にわたり創作講談を手掛けてきた。張扇で釈台をたたいて調子を取りつつ軍記物などを読み聞かせる講談の語り口と同様に、文章からも独特のリズムが伝わる。昔から日本史が好きで、ラジオ番組「恋する日本史」(JFN)ではパーソナリティーを務める。本書執筆のきっかけは、同番組を聞いた担当編集者から書籍化の声がかかったこと。今年4月、原稿用紙に手書きのスタイルで執筆を始めた。その一方、本書には登場しない女性たちにも思いをはせる。美人画を得意とした日本画家で、女性初の文化勲章を受けた上村松園。苦労の末、明治の世に日本初の公認女

 

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