全国高校サッカー選手権大会は11日に決勝が行われ、山梨学院がPK戦の末に青森山田を下して11大会ぶり2度目の優勝を飾った。惜敗した青森山田だが、決勝進出は直近5大会で4度目、優勝2回と圧倒的な安定感を誇る。戦後最多となる優勝6度の帝京(東京)や国見(長崎)に劣らない戦績は黄金時代の評価にふさわしく、青森山田の黒田剛監督は「常勝軍団、青森山田。リベンジを掲げてやっていきたい」と巻き返しを誓っている。
山梨学院に優勝を譲った決勝も、常勝軍団の肩書に恥じないゲームだった。放ったシュート24本は山梨学院の7本を凌駕し、延長を含めた110分間をコントロールしていたのは青森山田。山梨学院の長谷川大監督は「10回戦って1、2回勝てればいい相手」と地力の差を認め、主将のGK熊倉匠も「ほかのチームとはレベルが違う」と敗者に敬意を表した。 選手権が原則、東京2校と各道府県1校の計48代表校で争われるようになった1983年度以降、まずは帝京が一時代を築いた。いきなり連覇を達成し、32校が参加した82年度からは3年連続で4強入りを果たしている。帝京は出場校が24~32へ徐々に増えていった71~79年度の9大会でも優勝3度、4強以上6度、94~98年度の5大会で準優勝3度の実績も残している。
国見の黄金期もインパクトがあった。86~93年度の8大会で優勝3度、準優勝2度、4強以上7度とすさまじい勢いで勝利を積み重ねる。準優勝だった93年度大会以来の4強入りとなった2000年度を優勝で飾り、03年度まで4年連続決勝進出の快挙を成し遂げて3度優勝。04年度も4強に名を連ねた。
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