3度目の「沢村賞」の響きにも、山本は心から受賞を喜んだ。「賞の中でも唯一、今まで活躍してこられた大先輩の方に選んでいただける賞。そういった素晴らしい方に選んでいただけるというのは、すごくうれしく思います。やっぱり一番価値のある賞なんじゃないかなと思います」。3年連続の4冠を達成したエースにさらなる称号が加わった。
16勝、防御率1・21、勝率7割2分7厘、169奪三振。球界トップの数字の中で、一番大事にしていたのは7年目で最良だった防御率。「一番自分のピッチングが影響する数字ではあるので、すごく重要視してるというか。うれしいですね」。完投は2度、完封は1度だったが、先発23試合のうち17試合で7イニング以上を投げ、まさにチームの柱だった。 今季から左足をあまり上げない新フォームに挑戦。くしくも、沢村栄治氏のフォームと似ていた。「すごい投手がそういったフォームをしてたということは、すごくうれしかったというか、良かったです」。山本自身も映像を目にし、さらなる自信にした。 名実ともに球界のエースに君臨しても、追い求める理想はまだ高い。どういう投手になりたいかと問われ「もう本当に隙のない、毎試合ベストパフォーマンスを出せるようになりたいですね」と返答。もっと突き詰めたいものは、と続けられると「もう全部突き詰めていきたいです。もっともっと極めていけたらなと思います」。貪欲な姿勢はとどまるところを知らない。
28日の日本シリーズ第1戦では6回途中10安打7失点と苦戦したが、第6戦までもつれれば再登板の可能性もある。「とにかくチーム一丸となって、日本一を目指してて。その1人として全力でやっていきたいと思います」。まだまだ、栄冠のために力を尽くす。【磯綾乃】
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