タイソン氏の研究チームは人工衛星の軌跡を予測して電気の光を取り除くソフトウェアの修正に取り掛かっていますが、「全てを取り除くのは非常に難しく、システムエラーについても懸念が残っています」と語っています。人工衛星が通る位置をあらかじめ知っていれば、人工衛星がある時間はその場所以外を撮影することで「人工衛星を含まない写真」を撮影することができますが、人工衛星の数が増加すれば、それも実現不可能です。なお、SpaceXは最終的に4000基以上の人工衛星を打ち上げる予定です。
このため1月6日に打ち上げられた人工衛星の1つについて、「黒く塗られる」という試みが行われたわけです。黒く塗られた人工衛星は「DarkSat」と呼ばれ、光の錯乱・反射を抑えてくれるものとみられています。DarkSatは既に地球の軌道上にのっていますが、運用軌道に乗るのは2月後半以降だと考えられており、その効果を確認するには時間がかかる予定です。
宇宙広告とか馬鹿げた構想もあるらしいけど絶対に止めてほしい。
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