私が初めて秋田を訪れたのは一昨年秋、秋田魁新報社の連載「新あきた紀行」の取材が目的でした。イギリスの女性冒険家イザベラ・バード(1831~1904年)の秋田における足跡を、長年親しくしている作家島田雅彦さんとたどるという企画です。彼女が来日したのは47歳の時。実は僕も今、47歳ですが、当時の平均寿命は今よりずっと短かったので、バードは現在の感覚でいうと60歳近い感じだったのではないでしょうか。そんな彼女が明治初期の日本を徒歩や馬、船で旅したことに、あらためて驚かされます。
「日本奥地紀行」には、六郷(現美郷町)で目にしたお葬式や、久保田(現秋田市)の町の素晴らしさ、土崎港曳山(ひきやま)まつりの様子、秋田で流行していた脚気(かっけ)のことなど、興味深い記述がたくさんあります。地元の方が読むと、僕以上に発見があるはずです。
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