「自動運転があらゆる移動課題を解決する」という期待への違和感

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「自動運転があらゆる移動課題を解決する」という期待への違和感 車両の高度化にばかり注目が集まる自動運転だが、レベル4や5を実用化、利活用するには他にも必要な準備がたくさんある(楠田悦子)

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筆者はこれまで利活用の視点、つまり自動車の車両そのものの進化のみならず、車両を使ってサービスを提供するバス、タクシー、トラック業界や次世代モビリティサービスを長く取材してきた。これまでは自動車の車両そのものに注目が集まり、利活用を追いかける人は珍しかったようで、最近ではCASE*1のCAS視点だとかMaaS視点で取材しているとも評されている。

一定条件下ですべての運転操作を自動化する技術を搭載した自動運転レベル4や無条件ですべての運転操作を自動化するレベル5は、まさにバスやタクシーといった業態に近くなると言われている。そのため有難いことに自動運転に関する仕事をたくさん頂くようになった。 筆者も高齢者や障がい者の移動問題や深刻化するバス・タクシー・トラックの乗務員不足の解消、事故の削減を実現する自動運転レベル4や5の実用化には大変期待している。寝ていてもどこへでも連れて行ってくれる自動運転車がはやく走ってほしいと率直に思う。住民の足を確保するべくバスを走らせても利用者が少なく、ずいぶん前から公共交通は便数を減らし、運賃だけでは赤字のため多額の税金が投入されているのが実情だ。にもかかわらず、自動運転バスやタクシーになればすべてが解消されると信じている人が多いことに懸念を抱いている。*1 CASE:Connected、Autonomous(自動化)、Shared and Service(シェアとサービス)、Electried(電動化)の略称。ドイツの自動車メーカー、ダイムラーが提唱

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