岐阜県内の新型コロナウイルスの新規感染者が20日、2日連続で400人を超えるなど感染拡大が続く中、無症状で感染に不安を感じる県内在住者を対象とした無料検査を受ける人が増えている。対応する薬局などでは、希望者が殺到して検査数が1日100件以上に上ったり、検査キットが足りなくなったりするケースもあるという。県は20日、今月末までとしていた実施期間を2月末までに延長することを決めた。県担当者は「事前に混雑状況を電話で問い合わせてほしい」と呼び掛けている。
20日午後1時。多治見市前畑町のVドラッグ前畑薬局では、検査の開始時刻と同時に希望者10人ほどが列をつくった。検査を受けにきた女子学生(21)は「感染者が増えて、いつかは自分も感染するのではという不安がある」と話した。 この薬局では20日、30件(PCR検査24件、抗原定性検査6件)の検査を実施。検査数は感染が急拡大した年明け以降に増え、多い日では60件ほどになることもあったという。「店の中で密ができると、感染リスクが高まってしまう」と東濃エリアを担当する薬剤師の中島広貴さん(39)。Vドラッグでは、希望者が殺到し、他の店舗から急きょ検査キットの足りない分を調達した例もあったという。 県感染症対策推進課によると、無料検査数は急増している。1月は3~9日の1週間が計1424件だったのに対し、翌週10~16日は計3255件と約2・3倍に。昨年12月23日から1月16日までに計24人の陽性が判明した。クラスター(感染者集団)が確認されると、発生した近隣の検査場所に希望者が集中する傾向があるという。
県は希望者に対応するため、薬局や病院といった検査場所を順次拡大している。昨年12月28日時点は27カ所だったが、今月19日時点では85カ所まで増やした。今後も拡充する方針で、県ホームページで案内している。県担当者は「どこに人が集中するか分からないので、混雑状況や実施している場所、日時もしっかり確認してほしい」と呼び掛けた。
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