「母がみた地獄繰り返さぬよう」 平和記念式典で献花の山本さん

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「母がみた地獄繰り返さぬよう」 平和記念式典で献花の山本さん がれきの隙間から「助けて」と手を伸ばした子供の姿。 救えなかった後悔にさいなまれ、多くを語らずに逝った母に代わり、山本さんは被爆者たちの記憶をたどろうとしている。

75年もの長きにわたる沈黙は、深い苦悩の裏返しだった。「もう少し話を聞いておけば」。被爆2世の山本裕治さん(65)=神戸市灘区=は、今年2月に89歳で他界した母親の充子(みつこ)さんに思いをはせる。爆心地のほど近く、がれきの隙間から「助けて」と手を伸ばした子供の姿。救えなかった後悔にさいなまれ、多くを語らずに逝った母に代わり、山本さんは自らの使命として被爆者たちの記憶をたどろうとしている。(石橋明日佳)

6日午前、広島市の平和記念公園。照りつける日差しの下、平和記念式典にマスク姿で初めて参列した山本さんは、兵庫県遺族代表として死没者に花を手向けた。「75年前、母はどういう気持ちだったのだろうかと思いをめぐらせた。天国でたくさんの友人と、楽しいことだけを考えて過ごしてほしいと願いながら献花をした」 梅雨が明けると、一気に暑さが増す。「夏が来ると憂鬱になる」。普段は明るくおちゃめな性格だった充子さんが、ぽつりと漏らした一言を思い出す。山本さんは「8月6日が近づくにつれ表情が曇るんです。昔のことはあまり話したがらなかった」と振り返る。車体に守られていたことが、生死の分かれ目になったのかもしれない。充子さんには、ほとんどけがはなかったという。

バスを出て、地獄のような光景をさまよい歩く。その様子を充子さんが詳しく語ることはなかった。ただ一つ、逃れていく間に、子供と会ったことを教えてくれた。押しつぶされた建物の間から、泣きながら「助けて」と訴えられた。充子さんにも、山本さんにも後遺症がなかったこともあり、「自分とはあまり関係のないこと。被爆2世であることも長く意識したことがなかった」。 しかし3年前、健康診断を担当する医師の勧めで被爆2世の会に参加するようになり、そこで被爆者や2世の体験を聞くにつれ、考えが変わっていった。「自分は運がよかっただけ。時がたっても痛みや苦しみはなくならないものなのだと実感した」と語る。母からはもう、話を聞くことはできない。だが母もまた地獄をみて、それを生涯背負い続けたことは分かる。「それを二度と繰り返さないよう、自分にできることはしていきたい」

 

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その地獄を再度我が国に!と狙っている国がある。

そりゃ繰り返さないようにはしたいが、現在進行形で尖閣諸島の件を見ている限り「日本が戦争をふっかけられる」かもしれない…つまりそのセリフは中華人民共和国に言ってくれと思う まぁ無意味だとは思うけど

今年はコロナの報道ばかりで、原爆投下から75年にしては、報道が少なかったかのように思います。 戦後生まれですが、少しでも過去の大戦に向き合い日本の防衛について考えていこうと思います。 私自身もそうですが、この記憶は風化させないように気をつけます。

辛すぎて、語れなかったんだろうな。 私の父も、戦時中の話はあまりしなかった。 振り返ると、父は辛い記憶を振り払うかの様に、過酷なスケジュールの中、仕事に打ち込んでいた様に…今、思う。 生きている時は気付いてあげられなかったな🙏 とても、辛かったんだろうな。 父は終戦時、8歳でした。

犠牲になった方々に祈りを捧げます。 同じ過ちが繰り返されないよう、政府には世界情勢、特に周辺国の状態をよく把握し国防を最優先に政策を進めて頂きたい。 とてもじゃないけど話し合いで何かが変わると幻想を抱くのはもう無理です。

原爆で命を落とした先人 戦争で命を落とした先人は 今の日本に何を求めているのだろう? 「核廃棄か?」 「日本が再び戦争でたくさんの命が奪われないように」では無いのか? そうならないように軍備を調える事はいけないことなのか? ダメだと言うなら何で守るのか? 「話し合い」?寝言だよね。

いくら日本が非核三原則で人類皆兄弟と叫んでも大陸の国々はあっさり裏切りました。 竹島は不法占拠、北方領土は帰ってこず、北朝鮮は核開発にミサイル撃ちまくり、尖閣に迫るChina。 どうしたら?? 先の大戦は白人の侵略のせい。 どうやったら日本人が死なずに国を守れるか。 それを考えた方がいい。

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