によれば、「教科書が高すぎる」という理由で学生の64.2%が必要な教科書を購入しておらず、42.8%が履修科目を減らしていたことがわかりました。また、35.6%は「教科書が高すぎて成績が落ちた」、22.9%は「教科書が高すぎて履修科目の単位を落とした」と回答したそうです。
近年は電子書籍も登場し、紙ではなくデータで教科書や参考書をそろえることもできるようになりました。教材費の高騰という問題に対処するため、特定の出版社が大学用に提供するサブスクリプションサービスを学期単位あるいは年単位で利用することで、その出版社の教科書にいつでもアクセスできるという方式も一部の大学で採用されているとのこと。ただし、必要な教科書が登録した出版社のものかどうかは教授や講師次第なので、教科書のサブスクリプションサービスが確実なコストダウンにつながるわけではありません。 高すぎる教材費が学生の学習に支障を与えていることは長年指摘されており、Open Educational Resourcesという、教科書を誰でも無料で利用できるように公開するオープンソースの取り組みを行う大学も増えています。2019年に発表された
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