「加害体験」語る意味 36年のパレスチナ・イスラエル取材で見た生き方 | 毎日新聞

「加害体験」語る意味 36年の現地取材で見た人々の生き方 パレスチナで犯した自らの「加害体験」を証言する元イスラエル兵士たちのグループ「沈黙を破る」。なぜ彼らは、批判にさらされながら自らの加害を語るのか。

福島, 東京

2021/12/08 3:40:00

「加害体験」語る意味 36年の現地取材で見た人々の生き方 パレスチナで犯した自らの「加害体験」を証言する元イスラエル兵士たちのグループ「沈黙を破る」。なぜ彼らは、批判にさらされながら自らの加害を語るのか。

1985年からパレスチナ・イスラエルを断続的に現地取材してきたジャーナリストの土井敏邦さん(68)が30年以上にわたる取材の集大成となるドキュメンタリー映画「沈黙を破る・Part2」を完成させ、その上映会を12月26日に東京都内で開く。自身の代表作「沈黙を破る」(2009年)の続編として、パレスチ

ジャーナリストの土井敏邦さん=2021年11月29日午後4時5分、川上珠実撮影「『自分はなぜこんなことをしているんだろう』と自問していました」。「沈黙を破る」メンバーで、元兵士の男性がカメラの前で打ち明ける。作品の中で、この元兵士は任務のためにパレスチナ人の民家の窓をたたき割って入り、驚いてベッドから落ちた高齢女性に銃口を向けた場面を振り返っている。この作品には、この元兵士を含めて、土井さんが19年にインタビューした6人の元兵士が登場する。武装してパレスチナ人の民家を捜索したり、誤って本来の標的ではなかった男性の家の玄関を爆破して侵入したりした体験なども語られている。

「沈黙を破る」は、04年に元兵士の呼びかけで結成された。イスラエルでは徴兵制が敷かれており、男女ともに18歳になると兵役に就く。メンバーたちは兵役中に見聞きしたこと、体験したことを積極的に伝えることで、パレスチナ自治区で起きている悲劇を社会に告発してきた。土井さんが初めて元兵士たちを取材したのは05年だった。09年には彼らの活動を追ったドキュメンタリー映画「沈黙を破る」を劇場公開した。当時、日本で彼らの活動はほとんど知られておらず、作品はキネマ旬報ベスト・テン文化映画部門1位を獲得したほか、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞するなど高く評価された。

難航した続編取材「沈黙を破る」のその後を取材するため、土井さんが旧知のメンバーに連絡を取ろうとしたのは16年のことだ。だが、電話はなかなかつながらず、取材日程が決まったのは18年になってからだった。イスラエル軍のガザ侵攻に反対する横断幕を掲げる人たち=神戸市中央区で2014年7月20日午後1時32分、豊田将志撮影取材を始めて、連絡がとれなかった理由が分かった。パレスチナ人約2100人が死亡した14年のガザ侵攻。「沈黙を破る」が15年に元兵士の証言集を公表したことから、保守系団体から「裏切り者」「国民の敵」と激しく批判されていたのだ。 headtopics.com

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SNS(ネット交流サービス)で匿名の殺害予告を受けたメンバーもいたという。証言を集めたり、公表したりする活動が激しい反発を受けるようになった背景について、「これまでもグループへの攻撃はあったが、グループの知名度が上がって影響力が増したからではないか」と土井さんはみる。それにしても、なぜ彼らは批判にさらされながら自らの加害を語るのか。「沈黙を破る」は結成当初、イスラエル内部の問題を海外にさらしたくないとして海外メディアの取材に応じていなかった。しかし、05年に方針を転換して土井さんをはじめとする外国人の取材に応じた。当時の代表はその理由を「この問題はイスラエルに限ったことではなく、人間として普遍的な問題だということに気付いたから」と説明した。

土井さんも、自国の加害と向き合うことは、植民地支配の歴史を持つ日本にとって「人ごとではない」と感じる。「あの元兵士たちをかがみに、『自分だったらどうするのか』と考えないといけない。日本人としてどう生きるのかということを問われている」と力を込める。生き方を伝える土井さんはこの作品を自身のパレスチナ・イスラエル取材の「集大成」と位置付ける。イスラエルの元兵士だけでなく、パレスチナ側の状況も収録されており、イスラエルによる攻撃で家を破壊され、家族を失った人々も登場する。「占領はイスラエル側の証言だけでは見えてこない。パレスチナの人々の声を伝えることで初めて恐ろしさが伝わる」と土井さん。

子どものころは、アフリカの医療に尽くしたアルベルト・シュバイツァー氏に憧れて医者を目指したが、医学部受験に失敗。目標を見失っていた20代のころにパレスチナに足を運び、貧しいながらも家族を大切にし、占領に抵抗する人々の姿に接し、「自分は何のために生きるのか」と考えさせられた。それ以来、「事件や事象ではなく、一人一人の人間の生き方」を伝えようと思ってきた。「なぜ日本人がこんな遠い場所の報道を何年もやっているのか」とよく聞かれる。そんな時、「僕は『パレスチナ問題』に関心があるわけではなく、人々の生き方に関心があるんです」と土井さんは答えている。

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