「一つでも多くの作品を残して死にたいです」サイバーコネクトツーと松山社長のすべてがわかるインタビュー完全版

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「一つでも多くの作品を残して死にたいです」サイバーコネクトツーと松山社長のすべてがわかるインタビュー完全版(2012)

が出て、一番驚いたのはこの進化のスピード。ゲームテクノロジーの、コンピュータのスピードがあまりにも早すぎるっていうのと、これで終わりっていう物が全然ない、と。マンガとかアニメーションの技術も日々進化してますけども、基本的には紙にペンで絵を描いて、それを撮影してって、道具は便利になってますけど基本は変わらないじゃないですか。今でこそコンピュータで読み込んでやってますけど。絵コンテがあってっていうのも全然変わらないと思うんです。

当時はコンピュータでボタンを間違えると爆発して、頭からこう、もくもく煙が出て、口から「パフっ」てなるって、ドリフのノリだと思ってましたから。みんなが雑に扱っていると、そんな乱暴にして大丈夫なの?爆発するよ!って。昔のコンピュータのイメージでしたんで。 なるほどーすげーなコンピュータって。でも全くコンピュータの仕組みが分かってないんです。開発が始まって複数台のマシンがあるんですけど、次にCtrl+Cってやった後に指の形をキープしたまま別のパソコンでCtrl+Vってすると……、あれいかねえって。先輩にふざけてんの?って言われながら(笑)だって教えてもらった通りCtrl+CしてCtrl+Vすればコピーできるって、情報ってここ(CtrlキーとCキーを押している2本の指の間)にたまるんじゃないの!?って。パソコンの仕組みが分かってないから、私ここに一時保存されてるもんだと思ってたんです。テクノロジーが分かってないから。これは、残念ながら事実なんですよ。ゲーム会社の社長やってますけど。本当にパソコンの知識も、それどころかゲーム開発の知識もない、作り方がないから、ゲームってどうやって作るの?と聞くと、セオリーはないと。作るコンセプトによって作り方も変わるんだと。じゃあ企画って何人くらいで作るのがセオリーなんですかって聞いても、それもセオリーが無いって。じゃあうちの会社のメンバー構成はどうなるんですかと。普通、工場で何人とか、営業が何人とか、宣伝が

テーブルも1個しかないんですよ。頼むから仕事をしようって。企画を作ろう、後から来た人間には説明したらいいし、ね!って。企画って俺が聞いた限り、今日作って明日できるものじゃないじゃんと!仕事しないと稼げないんだから皆やろうよって!でも彼らは貯金もあるし「焦って何かに追われて物を作るのはおかしい」みたいな。「キミは分かってない」みたいな。ああそうさ分かってねえさ!知らないんだもん!けど働かないとお給料がもらえないことは分かってる。とにかく企画を作んないと。でも彼らはツテもないし、って言うんですよ。そりゃそうですよね、開発会社で開発してたメンバーが独立したわけですから。じゃあ企画作ったらどうするのって聞くと、どっかのメーカーに企画を持ち込むと。なるほど、じゃあお前が社長やるんだからお前が前の職場のパイプとかでやるわけだ、と言うと、プロデューサーなんか知ってるわけないじゃん、みたいな。じゃあどうすんのって話をすると、どうしようかって。ええー!って。

 

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