「オミクロン株ステルス搭載バージョン」が見つかる、PCR検査での変異株特定が従来より困難に

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新型コロナウイルスのオミクロン株がさらに変異した「ステルス型」の系統が、イギリスとオーストラリアで相次いで発見されました。この新しいオミクロン株は、従来のオミクロン株の変異を受け継ぎながらも、PCR検査でオミクロン株を迅速に特定するのに使われていた遺伝的特長を持たないため、特定が難しくなると危惧されています。

」という特長を持つため、PCR検査の段階で他の新型コロナウイルスと容易に区別できました。しかし、新たに発見されたオミクロン株はS遺伝子ドロップアウトを持たないことから、PCR検査での変異株特定が困難になります。

この発見を受けて、研究者は従来のオミクロン株である「BA.1」と区別するため、新しいオミクロン株を「BA.2」と名付けました。また、検査で特定するのが困難な特長から、一部の研究者は非公式に「ステルス型」と呼称しているそうです。スイス・ベルン大学の疫学者であるEmma Hodcroft氏は、PCR検査の有効性について「BA.2ではS遺伝子ドロップアウトを使った『裏技』が使えませんが、PCR検査自体は引き続き機能します」と説明しました。 イギリスでの発見に続き、オーストラリア・クイーンズランド州の最高衛生責任者代理のピーター・エイトケン氏は12月8日に記者会見を開き、「南アフリカから入国し、4日に新型コロナウイルス陽性反応が出ていた旅行者から、新しいオミクロン株の系統が発見されました」と発表しました。エイトケン氏によると、新系統のオミクロン株は30以上あるオミクロン株の変異のうち14個を持つ一方で、S遺伝子ドロップアウトを持たないとのこと。

 

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