「この会社に来てから、いったい何をしてくれたんや」。父親の言葉に激高した男は、頭をめがけて金づちを振り下ろした-。ペット関連会社を経営する父親を殺害し、遺体を自宅敷地の焼却炉で焼いて捨てたとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた被告の裁判員裁判の判決公判が11月、高松地裁で開かれた。逮捕前、「やったのか」と尋ねた兄に父親をあやめたと認め、土下座して家族にわびたという被告。犯行を告白した日から丸1年を迎えた日に言い渡された判決は-。犬の繁殖や老犬を預かる会社の役員だった林田崇被告(30)は昨年10月30日、高松市の自宅で父、昭さん=当時(70)=の頭部を鈍器のようなもので複数回殴るなどして殺害。同市内の別の家屋の床下に遺体を隠したうえ、同年11月4~6日ごろ、自宅敷地の焼却炉で遺体を焼き、骨片などを入れた袋をごみ置き場に置いて業者に回収させたとして起訴された。当時、父親の行方は分からず、香川県警が捜査していた。
兄は続けて「(遺体は)どこにあるのか」と尋ねたが、被告から返ってきたのは「ない」という答え。家族が集まった場で被告は土下座し、「迷惑かけてごめん」と謝罪した。被告は翌日、死体損壊と死体遺棄容疑で逮捕された。相談を受けていた兄は「辞めさせられる、居場所がなくなるという不安があったようだ」としつつも、父親の決断の理由を「思うような人材に育たなかったからではないか」と推し量った。一代で会社を築いた父親を経営者やトリマーとして尊敬していたが、犬の扱いや家族関係をめぐり、わだかまりも感じていた。昨年8月ごろ、年末までに辞めて出ていくように言われ、「いなくなればいい」との思いを募らせたという。
国家反逆罪で死刑?
なんか、相棒か! と、思ってしまった……… コナン君は、これ程凄惨ではない…
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