「ワイルド」「不気味」…警官募集ポスターの目力が話題

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

ポスターを手に受験を呼びかける警察官(県警本部で)
ポスターを手に受験を呼びかける警察官(県警本部で)

 警察官募集はインパクトで勝負と愛媛県警は、キリッと目力が強い「ポリス人形」を前面に押し出した採用ポスターを作った。志願者の減少に加え、新型コロナウイルスの影響で説明会を自粛している中、注目を集めている。

 ポリス人形は各地の交通安全協会が設置している。県内に6体以上あることがわかっているが、正確な数や制作者などは不明という。50年ほど前から存在する古い人形もあり、住民らがペンキを塗り替えたり、傍らに一句詠んだ看板が立てられてあったりと親しまれている。

 採用ポスターの最終選考で、市民と触れ合う若手警察官が描かれた「王道」のポスターと競ったが、「愛媛の安全はキミにまかせた!」と力強いポリス人形に軍配が上がった。SNS上では「ワイルドなセンス」「不気味」と反響を呼んでいる。

 県警によると、高校卒業程度と大学卒を合わせた受験者数は2009年度は1039人(8・1倍)に上ったが、19年度は487人(5・1倍)と半減した。警務課採用管理官の吉田智彦警視は「斬新なポスターで警察の堅いイメージを払拭ふっしょくしたい。ポリス人形のように地域に愛される警察官を目指してほしい」と話している。

 17日まで大学卒の受験申し込みを受け付けている。問い合わせは、県警本部警務課採用係(0120・204・724)。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
1152177 0 社会 2020/04/07 10:38:00 2020/04/07 10:38:00 2020/04/07 10:38:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200405-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)