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表彰台から見た景色忘れない、強い気持ちで戦う選手見たい[カウントダウン]

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ミュンヘン五輪男子バレーボールで金メダル 大古誠司さん(72)(大阪府)

 今は地元でママさんバレーの指導をしていますが、かつて選手として五輪に3回出場しました。

 20歳で出た1968年のメキシコ大会は銀メダルで、悔し涙を流して大会を終えました。それから4年間、「金メダルをとる」という誓いを胸に、俊敏性やコンビネーションに磨きをかけ、72年のミュンヘン大会では頂点に立ちました。

 アタッカーだった私は「世界の大砲」とも呼ばれましたが、松平康隆監督の指導があったからこそチームが勝てたと思います。48年近くたった今でも、五輪の表彰台から見た景色を覚えています。

 五輪はバレーボールだけでなく、全種目が注目される晴れ舞台。今回の東京開催は、選手が大いにやりがいを感じ、応援によるプラスαの力も期待できます。

 最近、バレーボール男子の全日本チームの話題が出ることが少ないのが残念です。メディアに取り上げられる戦略をたて、日頃からファンをつくる工夫が必要。注目が集まれば、応援によるプラスαは、より大きくなるはずです。

 「絶対に金メダルを取る」という強い気持ちで戦う選手の姿を見たいですね。

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1028670 0 東京オリンピック 2020/02/19 05:00:00 2020/02/19 05:33:06 2020/02/19 05:33:06 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200131-OYT1I50046-T.jpg?type=thumbnail
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